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自律神経をコントロールしてアトピーを改善する生活術~3~

⑥精神状態
◎いらちで怒りっぽい、短気な方、内気でもストレスをすぐ溜めやすい方は、笑顔でゆっくり
 話すことを身につけることが大切。
◎イラついているなと感じるときや、あせっているときほど【ゆっくり】。
 意識的にゆっくり話すと冷静になる。
◎微笑みとゆっくりとした口調が余裕をもたらす。
 自律神経を安定させるためにいちばん欲しいのは余裕。
◎どのような言葉を使うか、言葉選びも大切ですが、それ以上にその言葉をどのような口調で
 伝えるかが重要だということ。
◎愚痴を言わず、弱音を吐かず、笑顔で努力すると、自律神経の乱れを防ぎ、自律神経の
 バランスを崩すこともなくなる
◎魔法の言葉 アフターユー(after you)=お先にどうぞ
 「アフターユー」という言葉に伴う行動と笑顔に接することで自分自身の副交感神経が上がる
◎緊張したとき、よく「肩の力を抜いて」と言うが、肩の力を抜くより「手を開くこと」が効果的。
◎外出する場合は、つねに30分の余裕を持った行動。この心の余裕が自律神経を安定させ、
 集中力が高まるばかりか、健康にもよい影響を及ぼす。
◎【笑い】は副交感神経を上げる
◎心からの笑顔はもちろん、たとえ作り笑いでも口角を上げれば副交感神経は上がる。
 人生、笑うが勝ち
重要・・・もっと体に良いのは、適度なストレスと適度な余裕を同時に併せ持つこと。
      (緊張と余裕のバランスが大切)
        ⇓
     すなわち、交感神経と副交感神経のバランスに反映される。

♦お子さんのアトピー
 お母さんが気を付けることは!?
★自律神経は伝染する
 自律神経の状態は、伝染しやすいものです。自律神経バランスがいい人がいると、周りの人も影響を受けて、みんなバランスがよくなります。逆にバランスが悪い人がいると、周りも悪くなってしまいます。野球の試合で、一人がエラーすると次々にみんなエラーしだすことがよくあります。これは、自律神経が伝染している状態。
 お母さんがイライラしていると子供にもイライラがうつってしまいます。
アトピーの子供が痒くて搔いている姿を見て、イライラしたお母さんが「掻いてはダメ!」と叱れば、子供の交感神経交感神経は上がり痒みは増していくでしょう。逆に、お母さんが心を落ち着けて「掻いてもいいのよ」と言ってあげれば、状況は変わります。

★反省点は日記に書き出す
 お母さん自身の呼吸や腸の状態を整えて副交感神経を高めれば、気持ちも落ち着いてイライラも減ります。子育て全般に言えることですが、お母さんの自律神経がいかに安定しているかが大事です。「わかっているけどイライラしてしまう」というお母さんには、日記をつけることをお勧めします。一日の終わりにその日の反省点と感動した事を1つずつ書くのです。
 ストレスを排除するのに最も良い方法は、それを書き出すこと。毎日反省点を書き出していれば、不思議と失敗が減っていきます。ただ反省点ばかり書いていては、モチベーションが下がってしまうので、その日に一番感動したことも書いておきましょう。

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