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アトピー改善のカギは自律神経のコントロール~3~

♦アトピーと自律神経
★アトピーの人の自律神経バランスは?
一般的にアレルギー体質の人は、副交感神経が高いためアレルゲンに敏感になり過ぎて症状が出ると言われています。
アトピー性皮膚炎もアレルギー性疾患ねので、副交感神経が高いのかというと、実際はもっと複雑です。
アトピー性皮膚炎の場合、自律神経のバランス的に副交感神経が高くても、トータルパワーとしては低いと考えられます。
皮膚症状が悪化して痒くなるのは、交感神経が高くなるため。
副交感神経が安定していれば、痒みは減るはずです。

★春先にアトピーが悪化しやすいのはナゼ?
アトピーの症状の出方は人それぞれですが、秋に寒くなり始める時期よりも、春先に暖かくなり始める頃の方がつらい症状を訴える人が多くなるようです。
これは、季節の変わり目で気温が変動し、自律神経のバランスが不安定になるため。
自律神経は極度の変動に影響を受けやすいのです。
ゆっくりした動作から突然急ぎだしたり、気温が急に変化したとき、自律神経は変動してバランスを崩しやすくなります。
気温の変化の場合、「暖かい→寒い」秋口の気候よりも、「寒い→暖かい」春先の変化の方が、自律神経の変動域が大きくなりバランスを崩しやすくなります。
なぜなら温かくなるにしたがって体は脱水傾向に傾き、自律神経のトータルパワーが落ちてくるためです。

自律神経

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